活動報告

2017年度、卒業記念パーティーが行われました

2018年3月22日、首都大学東京の学位授与式が行われました。
同日、夕方、京王プラザホテル多摩にて、首都大学東京分子応用化学コースの卒業記念パーティーが行われ、同窓会から、田中、田淵、三谷が参加しました。
また、新しい仲間をお迎えすることが出来、同窓会としても大変うれしく思っております。
みなさまと種々、情報交換しながら、更に同窓会を発展させて行きたいと思っています。
 
卒業パーティー実行委員会のご配慮を頂き、亀山・同窓会副会長及び三谷が挨拶をさせて頂きました。

また、例年通り、優秀卒業及び修了研究発表を表彰するMIP(Most Impressive Presentation)の表彰式が行われました。
このMIPの賞品に対しては毎年本同窓会から費用助成をしています。なお、来年度以降も引き続き助成していきます。
本年度は、学部生7名、修士6名が表彰対象となり、高木教授から賞状が渡されました。

同窓会総会・懇親会が開催されました。

2017.11.25、第一回 首都大学東京応化・分子応化同窓会総会・懇親会が開催されました。
総会では、大学院生11名、社会人15名、懇親会では、学部3年生3名、4年生8名、大学院生15名、社会人16名と多くの会員の方々にご参加頂きました。有り難うございます。
総会では、平成29年度の活動、平成30年度の活動方針、会計報告、平成30年度の役員人事をご報告し、了承頂きました。
また、総会では、応用分子域長の高木慎介先生、懇親会では、加藤俊吾先生にそれぞれご挨拶頂きました。

今回は、初めての試みとして、研究室見学を企画し、高木先生のご協力を頂き、高木研の見学をさせて頂きました。母校の研究内容を知る良い機会となったと思っています。次回も、実施したいと考えています。

懇親会は、前・分子応化同窓会会長・谷口さんの乾杯に始まり、「老若男女」、懇談を頂き、あっという間の1時間30分が経ち、前・応化同窓会会長・八木さんの「ラグビー式」中締めで、お開きとなりました。
今回、学部生の参加もあり、同窓会の継続な発展に繋げて行きたいと思っています。
今後とも、宜しくご指導・ご支援の程、お願い致します。

なお、元・応化同窓会会長の長浜先生(東京都立大学名誉教授、元 東京都立航空工業高等専門学校長)が、平成29年秋の叙勲で、瑞宝中綬章(教育研究功労)を授与されました。
おめでとうございます。


会長挨拶

第7回「私が歩んだキャリアパス」講演会報告

 「私が歩んだキャリアパス」講演会は、回を重ね今年は7回目。 2017年10月12日(木)15時30分より首都大学東京南大沢キャンパス12号館201号教室で開催されました。 今年4月統合された新しい首都大学東京応化・分子応化同窓会が主催となり、各研究室配属修士課程の役員の皆さんと一丸となり準備を進めました。
 
 出席者は今年大幅に増加して、修士1、2年生や学部3,4年生で、学生80名余りが開始時から参集し、広い201教室も沢山の学生で席が埋まりました(写真1,2)。 特に学部3年生からの出席も10%程度あり(グラフ1)、売り手市場とは言え、学生院生達のOBからキャリアパス経験から学び取ろうとの熱気があふれていました。

講演に先立ち、大学側より学域長の高木教授(写真3)から参加している学生に向けて、OBの歩んだキャリアを勉強して欲しいとの挨拶をいただきました。これに引き続き、院生の同窓会理事田淵さんと星さんの案内で、3名のOBの講演者から講演が行われ、講演者の熱い話に参加学生は熱心に耳を傾けていました。
 
 最初に野原敦さん(写真4:首都大学東京 大学院 2015年 修士修了川上研 積水化学工業株式会社)が登壇しました。
 演題は「社会人になる前にやっておくべき100のこと」
 在学中に化学がとても面白く勉強でき、学費免除獲得も糧に興味を持って勉強・研究に打ち込んだ経験から話を始められた。入社3年目ではあるものの勤務先での複数のプロジェクトでの成果を分かりやすく、そして企業での研究開発での若手の役割も含めて紹介された。大学研究室時代から変わらずキッチリ実験し、深く考察する姿勢をズット堅持し企業研究開発の原則の「3現主義」も紹介され、その実態を語って頂いた。

 2番目は江口美陽さん(写真6: 東京都立大学 大学院 2006年博士号取得 井上研 国立研究開発法人 物質・材料研究機構)が登壇しました。
 演題は「自意識を捨て、柔軟に進化し続ける」

講演会・懇親会 「私が歩んだキャリアパス」

進路検討に役立つ 先輩方のキャリアパス講演会

講演会・懇親会 「私が歩んだキャリアパス」

2017年10月12日(木)
講 演 : 12号館201号室・15:30~17:30
懇親会 : カフェテリア館・17:50~ (参加費無料)
主催 :  首都大学東京 応化・分子応化同窓会
学部・修士 誰でも歓迎

プログラム

1.野原 敦 氏: 首都大学東京 大学院 2015年 修士修了 川上研
     積水化学工業株式会社  
     演題: 社会人になる前にやっておくべき100のこと

2.江口 美陽 氏: 東京都立大学 大学院 2006年 修士修了 井上研 
     国立研究開発法人 物質・材料研究機構
     演題: 自意識を捨て、柔軟に進化し続ける

3.森 幹永 氏:東京都立大学 大学院 2001年 修士修了 井上研
     富士フィルム株式会社 医薬品・ヘルスケア研究所
     演題: 企業研究で活用できた学生のときの経験

4.全体質疑応答
    (何でも質問・相談してください)

終了後、OBとの交歓・懇親会を 隣のカフェテリア館 で行います。
沢山の食べ物や飲み物が皆さんをお待ちしています(参加費無料)。

ソフトボール大会(改定版)

金村研究室 修士1年 馬崎 陸

 
 2017年6月1日(木)に毎年恒例である研究室対抗ソフトボール大会が行われました。当日は天候にも恵まれ、まだ6月初日ながら夏を感じさせる日差しでありました。試合は午前9時から午後4時まで、各チーム事前にくじ引きで分けられた予選での試合を行い、予選での順位に応じてトーナメントに進む形で試合は進行しました。この日のために、各研究室、空き時間を見つけて男女問わず練習に励む姿がよく見かけられました。
 
 実験、研究、勉強、授業と普段は体を動かす機会が多いとは言えないのが本音なので、久々に体を思い切り動かすことができる気持ちのいい時間でありました。また、研究などは個人で行うものも多いので、このソフトボール大会をきっかけに毎年研究室内はもちろん学科全体の交友を深める意味としても非常に意義のあるものとなっています。
 
 ソフトボール大会後は、これも毎年恒例になりつつあるトムでの懇親会と表彰式という名の飲み会が行われました。今年度の優勝チームは2年連続の優勝である私の所属する金村研究室でありました。昨年に続き、優勝できたことは全て研究室のメンバーの努力の成果だと考えています。また、懇親会ではビンゴ大会を行い盛り上がりました。景品には去年よりも実用的なものが増えた気がしました。なんの話をしたかは全く覚えていませんが、皆日々のストレスから解放されるたいへん有意義な1日となりました。
 
 また、今回のソフトボール大会において、本同窓会から懇親会費用を一部援助いたしました。今後も、本同窓会を通して学科の活性化に貢献していきたいと思います。
  
馬崎 陸
 ゾルゲル法による低SiOH基希土類ドープシリカガラスの合成を行っています。LEDや固体レーザー、太陽光発電などへの応用が見込まれています。趣味はサッカーです。

平成28年度 首都大学東京分子応用化学コース 卒業記念パーティに参加して

首都大学東京応化同窓会副会長 江崎敦雄

 
 2017年3月20日、首都大学東京卒業式、大学院学位授与式が東京国際フォーラム及び首都大学東京キャンパスで開催されました。同日夜6時より、平成28年度首都大学東京分子応用化学コースの卒業記念パーティが開催され、三谷副会長((25期)、私(26期)の2名が首都大学東京応化同窓会の代表として参加しました。パーティは京王プラザホテル多摩で行われました。参加者は学部卒業生約60名、修士修了生約50名および先生方10数名でした。
 平成29年4月1日より、首都大学東京応化同窓会(旧都立大学同窓会)と首都大学東京分子応用化学同窓会が統合されることが決定していますが、パーティ主催者の配慮で、分子応用化学同窓会谷口会長と三谷副会長(新同窓会会長)のご挨拶からパーティが始まりました。


谷口分子応用化学同窓会会長

三谷新同窓会会長

山口教授による乾杯

 
 お二人のご挨拶に引き続き、山口教授の乾杯の発声以降、卒業生の若いパワーがさく裂したような、とても威勢の良い会話がパーティ会場のあちこちで繰り広げられました。

 三谷新会長のご挨拶の主な内容は以下でした。
 首都大学東京応化(旧東京都立大学)同窓会と首都大学東京同窓会は、従来、別々に活動してまいりましたが、ここ数年のみなさまのご努力により、本年4月1日を以って統合することとなりました。これにより、統合後の「首都大学東京応化・分子応化同窓会」は、旧東京都立大学1期生(1953年卒)から、本年3月首都大学東京分子応化卒業生まで繋がった同窓会になります。

第6回「私が歩んだキャリアパス」講演会報告

 「私が歩んだキャリアパス」講演会は、回を重ね今年は6回目。2016年10月14日(金)15時より首都大学東京南大沢キャンパス12号館201号教室で開催されました。昨年に引き続き、首都大学東京分子応用化学同窓会と連携をとり、共同主催となりました。首都大側会長谷口さん(M2)、副会長亀山さん(M1)を始め、各研究室配属修士課程の役員の皆さんと準備を一緒に進めました。

 出席者は修士1、2年生や学部3,4年生で、分子応用化学域の学生50名強と教職員3名、本同窓会からは講師3名と役員2名でした。最初の講演1では多くの学生が集まって頂けました(写真1,2)。

写真1,2:講演中の学生聴衆の様子

第6回キャリアパス講演会開催のお知らせ

 応用化学科同窓会では、過去5年にわたり現役院生や学部生を対象に、OBによるキャリパス講演会を開催してきました。本年も来る10月14日に下記の内容で第6回目のキャリアパス講演会を予定しています。
 現役学生、院生に交じってOBの講演をお聴きになり、懇親会にもご出席ください。飛び入りのご参加を歓迎します。

■講演会・懇親会 「私が歩んだキャリアパス」
■2016年10月14日(金)
    講 演:12号館201号室・15:00~17:30
    懇親会:カフェテリア館・17:30~(無料)
■共同主催 旧都立大工業化学科・応用化学科同窓会
    首都大学東京分子応用化学同窓会
■プログラム
1.大山 百合子氏:東京都立大学1990年卒  山岸研(有機合成)
    ソーラーフロンティア株式会社 総合企画部 コーディネーショングループ課長
    演題: なんでもチャレンジ!やってみれば、おもしろい!
2.藤村 卓也氏:首都大学東京2010年卒 首都大学東京大学院2015年博士修了 高木研(光化学) 
    島根大学大学院 総合理工学研究科 物理・材料科学領域 助教
    演題: 博士課程への進学とアカデミックキャリアの道
3.保坂 正喜氏 :東京都立大学1989年卒 井上研(光化学)

平成27年度首都大学東京分子応用化学コース卒業記念パーティに参加して

首都大学東京応化同窓会会長 八木 宏

 3月24日、平成26年度首都大学東京分子応用化学コースの卒業記念パーティに三谷副会長((25期)、私(18期)の2名が応化同窓会の代表として参加した。パーティは京王プラザホテル多摩センターで行われた。参加者は学部卒業生約60名、修士修了生約50名および先生方10数名であった。

 パーティは教室主任の金村聖志教授の開会の挨拶に始まり、次に応化同窓会(本会)を代表して、私が挨拶を行った。同窓会の紹介や、卒業や修了してからの同窓会の意義、困難な状況になったときに同窓生に相談するのも良いことだなどをお話した。また、我々が現役学生のためにこれまで5回実施しているキャリアパス講演会などについて紹介した。分子応用化学コース同窓会の幹部の方々とはすでに数回にわたり相談してきており、来年度には二つの同窓会の統合を実現できる目安がついたことも、お話した。

第5回「私が歩んだキャリアパス」講演会報告

 首都大学東京応用化学科同窓会が主催した「私が歩んだキャリアパス」講演会が、回を重ね今年は5回目として、2015年10月16日(金)15時より首都大学東京南大沢キャンパス11号館110号教室で開催されました。
 今回は、初めて現首都大学東京応用化学域の学生が主宰する首都大学東京分子応用化学同窓会と共催で行い、その会の会長松帆さん(M2)、副会長谷口さん(M1)とは、準備段階から一緒に活動しました。
 出席者は修士1年生や学部4年生を中心とした分子応用化学域の学生25名と教職員2名、本同窓会からは講師4名と役員3名とOB4名でした。
 
 講演に先立ち、大学側より学域長代理の高木教授から参加している学生に向けて、1949年から旧東京都立大学を含めて首都大東京には70年余りの歴史があり、大学や大学院を卒業・終了したOBをドンドン活用し、またOBの歩んだキャリアを勉強して欲しいとの挨拶をいただきました。
これに引き続き、以下に説明する4名のOBの講演者から講演が行われ、講演者の熱い話に参加学生は熱心に耳を傾けていました。

 最初に須原由香さん(写真1:東京都立大学2007年卒 首都大学東京大学院2009年修士修了 井上研(光化学)コニカミノルタ株式会社)が登壇しました。
 須原さんが今までに担当した環境配慮型の製品開発やトナー開発を含めた会社でのキャリアを通じて、会社と大学との研究開発の異なる点についても言及し、学生の聞きたい視点に寄り添った講演でした(資料1)。また、会社の海外青年協力隊休暇制度を利用した、2年間のサモア国派遣の中学理数科教師として赴任した経験談も学生には印象に残った内容でした。

 2番目に三宅麻子さん(写真2:東京都立大学2008年卒 首都大学東京大学院2010年修士修了 井上研(光化学)(独)製品評価技術基盤機構)が登壇しました。
 国家公務員に就職先を選択した理由に言及し、また現在NITE((独)製品評価技術基盤機構)で取組んでいる仕事内容とその国家的な意義についてもお話しがありました。社会人になって感じていることや女性が働く事への感じている点についても取り上げ、参加した女子学生にとっても貴重な経験談の披露でした(資料2)。

 3番目に武井文雄さん(写真3:東京都立大学1982年卒、同大学院1984年修士修了 小林・伊藤研(高分子)富士通コンポーネント株式会社 )が登壇しました。
 長年富士通の研究所で専門の高分子化学材料を通じた多くの技術開発の実績を披露されました。その内容は成功談だけでなく、製品化まで進めなかったテーマから学んだことを中心に企業における研究開発の実際を学生に分かりやすく説明されました(資料3)。そして仕事を通じて「面白い材料」に出会ったことにより、派手ではないが人のため、会社のために役立つご自身の材料開発への想いも吐露頂き、学生の心に通じる講演となりました。

最後に石岡治道さん(写真4:東京都立大学1978年卒、山崎研(有機工業化学)デュポン株式会社(常務執行役))が登壇されました。