講演会「私が歩んだキャリヤーパス」が開催

2011年12月10日(土)
首都大学東京12号館103室
13時30分~16時30分
首都大学東京応化同窓会

首都大学東京分子応用化学教室の現役学生に対して、我々同窓会が主催して以下のような講演会を開催しました。これは、本同窓会と首都大学東京の先生方との話し合いの中で、学生の将来や職に対する認識を改める目的で開催が決められました。また、少しでも応化同窓会の存在やその意味を学生に知ってもらうことも趣旨の一つでした。

予定通りの日程で行われました。初めての企画で、授業のない土曜日でまた大学の行事との重なりもあって参加人数に大いに不安がありました。予想では学部3年生と修士1年生が出席してくれる予定でしたが、修士1年生、15人が出席し、講師の話にメモを取りながら熱心に耳を傾けていました。就職担当の川上先生によれば、今年あたりでは学部卒で就職する学生は一人ぐらいで他はほとんど大学院進学だそうです。そのため3年生が参加しなかったようです。
講演会のプログラムは以下の通りです。司会は本会役員の小宮衛さんで、講演時間は一人45分でした。なお、各講演者からいただいたレジメを参加者に配布しました。また、応化同窓会からは合計8名の役員や理事が参加しました。

1. 石橋大輔 氏(都立大工化41期卒、1995年同修士修了、井上研:コニカミノルタ)
「コニカミノルタIJにおける私のキャリヤーパス」
2. 高橋孝太郎 氏(都立大応化55期卒、2009年同修士修了、吉田研:富士フィルム)
「富士フィルムにおける私のキャリヤーパス」
3.佐藤 篤 氏(都立大工化8期卒、分析研:日本石油定年後カデラ薬品代表取締役)
「ある都立大工業化学科卒業生の50余年の軌跡」

講演会終了後、17時から隣のカフェテリア館で懇親会を行い、学生20人、首都大学東京の先生5人、講演者および同窓会役員が一緒になって懇親会を行い、コンパのような雰囲気で大いに盛り上がりました。人数が予定をかなり下回ったため料理のほうはかなり潤沢で、終わった後はあまった料理を学生がそれぞれの研究室に持ち帰るほどでした。
参加した学生さんの話では大いに参考になったようで、川上先生からもお礼のメールをいただきました。次回もぜひこの講演会を行いたいと思っています。
なお、講演会開催にあたっては大学側からの十分なご協力が必要で、今回は川上先生の研究室の朝山先生と田中先生に特にお世話になりました。心からお礼申し上げます。
(文責:本会会長 長浜邦雄)