応化同窓会会長挨拶

2014年11月8日、国際交流会館
八木 宏(18期生)

 
 今年度より新会長を務めることになりました八木と申します。長浜前会長に引き続きまして,会長の重責をお引受けしました.
 私は1970年に都立大学工業化学科の化学工学研究室である平田光穂先生の研究室より卒業しました.卒業後,千代田化工建設に入社し,32年間勤務し,石油化学プロセス開発,プロセス設計に従事しました.2001年には,ジメチルエーテル(DME)プロセス開発のため,日本鋼管(当時,現JFEエンジニアリング)に移籍し,2007年からフランスのオイルメジャーであるトタル社の東京支社に勤務し,産学協力を主な業務としていました.2012年にトタル社を定年退職し,個人事業主として,化学分野のコンサルタントとして,現在に至っています.また,2002年より本学で分子用化学科で非常勤講師を続けています.
 同窓会はこれまでの先輩かたがたの成果を踏まえ、母校の発展への協力、会員相互の一層の親睦、および後輩(現役)に対する支援を図ることを目的にしています。具体的な事業として
①ホームページを通じて,会委相互の情報の共有を図っています.
②3月の現役学生諸君の卒業に当たり,MIP(Most Impressive Presentation)賞に対して,同窓会として支援しています.
③これまで3回にわたり,先輩各位による学生諸君の就職支援のため,キャリアーパス講演会を開催しています.
④将来の首都大学東京応用化学コースとの統合に向けて,話し合いを続けています.

まだまだ課題が山積みですが、会員各位のご協力の下で、この2年間の応化同窓会をぜひ成功させようと肝に銘じています。どうぞよろしくお願いいたします。