「私が歩んだキャリアパス」講演会は、今年で第14回を迎えました。2024年10月19日(土)11時より、zoomによるオンライン形式で開催されました。出席者の参加しやすさを考慮して、オンライン形式での開催に決定しました。
講演は、修士1年の梅木さんの司会で、OBの方2名の講演者から講演が進められました。
2024年11月19日に研究室対抗バレーボール大会が行われました。
今年度は10研究室、92名が参加し、例年の倍以上の規模で行われました。
2023年10月14日、12:00より2023年度同窓会総会を開催致しました。
新型コロナの感染状況も考慮し今年もテレビ会議システム(Zoom)にて開催致しました。
同窓会活動内容は随時ホームページに掲載致しますので、是非、ご覧頂きたくお願い致します。
本総会に先立ち実施されましたキャリアパス講演会の様子も併せて掲載しておりますのでご覧ください。
みなさまには今後とも宜しくご指導、ご支援の程お願致します。
なお「会員だより」のコーナーもありますので、投稿をお待ちしております。
2018年に前回の鴎分会を開催して以来,内山一美先生の突然のご逝去と新型コロナウイルス感染症の蔓延により,鴎分会を開催できずにおりました。この間に,大学名は首都大学東京から東京都立大学に戻りました。分析化学研究室もますます発展しております。鴎分会は、1960年(昭和35年)に工業分析化学講座を卒業した東京都立大学第8回生を第1期として、卒業生・研究生と研究室在職者及び旧職員が研究室の活動支援と同窓会事業を行うことを目的として設立されました。荒木峻研究室は、1978年(昭和54年)(故)鈴木繁喬教授、1987年(昭和62年)保母敏行教授、2004年(平成16年)山田正昭教授、2006年(平成18年)(故)内山一美教授と引き継がれ、2020年8月に内山教授急逝により中嶋秀准教授に引き継がれ現在に至っている長い歴史を持つ研究室です。今年は(故)荒木峻先生が東京都立大学に分析化学研究室を開設されてから65年になり,開設当時に助手で着任された小林英吾先生も92歳となりました。また,50年以上にわたって東京都立大学の学生実験の実習を支えてこられた香川さんも2021年3月に大学を退職されました。卒業生も毎年年を重ね,最高齢者は85才を突破しており,参加が難しくなってきた方も増えつつあります。一方,研究室が輩出する若い卒業生や修了生の活躍も続いております。
この度,中嶋先生のご尽力で9月23日(土)午後に南大沢キャンパス内のトムの食堂にて,保母先生,小林先生,香川先生をはじめ旧職員の中釜先生、下坂先生と現職の先生方を囲み,5年ぶりに鴎分会を開催する事ができました。保母先生の開会の辞と北野先生の乾杯の御発声の後,中嶋先生、加藤先生、河西先生(と毛先生)、中釜先生から研究室の現況と研究紹介を聞きながら歓談し交流を深めました。香川先生から退職後の日々の暮らしぶりや柄山先生から(故)内山先生との思い出話に続き卒業生の近況紹介等が行われました。参加は35名とコロナ禍が収束しない中盛況で、参加者全員の紹介はできませんでしたが元気で活躍されている状況が紹介されました。当日参加できなかった卒業生からのメッセージも用意され、こちらは後日会員にも送付されるとのことでした。最後は小林先生から研究室開設時のお話を頂き、研究室がますます発展する事を祈念して記念撮影を行い閉会しました。
閉会後、研究室の見学ツアーを行い、あいにく祝日で学生はいませんでしたが多くの学生が研究している現場を見る事ができました。鴎分会は、現職員・旧職員・卒業生・学生と研究生等ゆかりの方々が互いに連絡を取り合える場として,また,多方面で活躍されている卒業生の方々による研究室の支援を目的としております。大学の同窓会と同じように研究室単位の同窓会は研究室が継続している事が第一ですが、卒業後社会での生活が落ち着いてくると研究室が存続している事のありがたさがわかる時期が来るように感じております。これからも,2年から3年毎に参加できる方を集めて開催される事を楽しみにしております。
同窓会 会員各位 様
キャリアパス講演会及び同窓会総会を次のように開催することと致しましたので、ご報告申し上げます。
■ 主催者:東京都立大学応化同窓会
■ 日 程:2023年10月14日(土)
■ 企画名:令和5年度キャリアパス講演会
■ 時 間:10:30~12:00
■ テーマ:『卒業後のキャリア』や『現在の仕事』など
鴎分会は、1960年(昭和35年)に工業分析化学講座(荒木峻研究室)を卒業した東京都立大学第8回生を第1期として同窓会を立ち上げ数年に一度会合を開きながら内山一美教授へと引き継がれ、新型コロナ感染症が広がった2020年8月に内山教授急逝により中嶋秀准教授に引き継がれ現在に至っております。
数年おきに開催される鴎分会の合間を繋いで次の鴎分会に参加する元気を維持できるよう還暦を過ぎた翁たちの会合を持ってはどうかという案が出、2017年4月15日に保母先生他有志が発起人となり翁分会(おきなぶんかい)を立ち上げ第一回会合を横浜で開催、近郊在住で還暦を過ぎた翁に連絡を取り2020年のコロナ禍が始まるまで3回開催しました。新型コロナ感染症の勃発で3年ほど中断を余儀なくされましたが、今年4月に第1期の佐藤篤さんからそろそろ再開しても良いのではとの提案を受け、2023年6月25日に第4回目を開催いたしました。新型コロナ感染症が少し収まってきたとはいえ、まだ油断できず、開催場所は交通の便が良くなった新横浜で遅めの中華ランチに飲み放題付きとしました。最高齢は92歳の小林英吾先生、第一期の方は87歳になります。参加表明した20名全員が一人の欠席も無く、2次会も9名の参加で無事全員帰宅されました。3年のブランクの間に内山先生の逝去、学生実験でお世話になった香川さんの退職等がありました。香川さんは地元で元気にゲートボールではなくソフトボールをしているとの事です。コロナ禍の間保母先生は在宅でWeb会議を併用しながら分析機器工業会の「分析機器の手引き」の編集や英訳で過ごされたとのことでした。今回は、新たに還暦を迎えた方も加わり、研究室でのいろいろな逸話や話題、3年間のコロナ禍での生活の変化、新しく始めた趣味や出会いなどの話に華をさかせました。中嶋先生からは「装置がないなら自分で作る」伝統を引き継いで研究しているという近況メッセージを頂き、小林先生から鉱石ラジオ作りがきっかけで工作に親しみ研究室の実験装置を作るため秋葉原に買い出しに行った話や、手作りで大気汚染の簡易測定ができるサンプラーを作って測定した話などが紹介され、手作りの伝統を再認識しました。また、幾つになってもいろいろな事に興味を持ち続ける事が元気の秘訣と伺い、皆が元気を頂きました。何故か研究室を出るまでにお酒に強くなった(今回飲み放題にして正解)とか、卒業してからたくさんの先輩・後輩たちとの繋がりが得られ、今思えば研究室のコネが役立っていたのかもしれないといった例も紹介され、話はつきませんが次は鴎分会で再会しましょうという事でお開きになりました。
都立大学工業化学科23回生(1975年卒)の第4回同期会を、2023年5月13日(土)に東京丸の内の居酒屋で開催しました。これまでは2年に1回のペースでしたが、コロナで5年ぶりの開催となり、同期生全員が七十代となりました。
仕事関係や体調面で不参加の方もおられましたが、関東在住者だけでなく、京都や滋賀や愛知からの参加を含め総勢19名で大いに盛り上がりました。全員の近況報告や抱負(?)や数々の思い出話(都立大学駅周辺の喫茶店や雀荘、学生実験、山陽方面への工場見学旅行、手書きの卒論、先生方のエピソード、などなど)であっという間の2時間半でした。
1975年(昭和50年)の卒業当時、工業化学科には8研究室(講座)ありましたが、今回の同期会には、すべての研究室出身者がそろいました。参加19名の内訳は以下の通りです。
有機合成(飛田研)3名、分析(荒木研)2名、物理化学(金沢研)3名、有機(山崎研)2名
化学工学(平田研)3名、金属(田辺研)1名、無機(田嶋研)3名、高分子(小林研)2名
いつまで同期会を続けられるかは分かりませんが、とりあえず2年後の再会を約してお開きとなりました。
(幹事 諸橋)
2023年度、副会長を務めます、三谷洋(25期)です。
新会長、新副会長はじめ役員のみなさまと同窓会業務を進めて行きたいと思っております。
会員のみなさまには引き続きのご支援、ご鞭撻をお願い致します。
なお、2022年度の学位授与式ではMIP(Most Impression Presentation)表彰があり、同窓会からは副賞を贈呈させて頂きましたのでご報告致します。
この度、令和5年度から同窓会会長を務めさせていただきます、東京都立大学大学院 都市環境科学研究科 環境応用化学域 博士前期課程2年の高橋あゆと申します。
今年に入り、本学も徐々にコロナ禍以前の活気が戻りつつあります。同窓会に関しましても、対面形式のイベント等の実現により、さらなる発展を目指していきたいと考えております。同窓会の運営には、役員の皆様は勿論のこと、同窓生・現役生の皆様のご協力が必要です。至らない点が多々あるかと存じますが、ご指導・ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
今年度の「東京都立大学応化同窓会」は、以下の業務を予定しております。
イベントの開催形式に関しましては、新型コロナウイルスの状況を鑑みて、適宜判断していきたいと考えております。感染予防対策を徹底して行い、安全に開催できるように準備してまいります。
同窓会に関する最新情報はホームページで発信する予定です。今後とも、ご覧いただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
2022年度、副会長を拝命致しました、三谷です。
2021年3月23日、2021年度の学位授与式が行われ、併せて優秀卒業論文及び修士論文(MIP)表彰式がありました。
同窓会からは副賞を贈呈致しました。
以下、後藤前会長からの報告を転載致します。
また、新役員名簿 及び改訂致しました 役員会規約 を掲載致します。
三谷(都立大学25期)
4月1日より会長を務めさせていただきます、東京都立大学大学院都市環境科学研究科環境応用化学域所属の寺側 菜々と申します。
昨年に引き続き新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない状況ではございますが、同窓会の発展に貢献できるよう精一杯尽力させていただきます。同窓会の運営に関しましては、役員の方々はもちろんのこと、会員の皆様のご支援なくしては、務まりません。至らぬ点も多々あるかと存じますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
昨年度は、新型コロナウイルスによる感染拡大の状況を踏まえ、卒業パーティーも中止となりました。そのため学位授与式にて、本同窓会より卒論・修論発表のMIP受賞者に向けて副賞の贈呈を行いました。
また、今年度も昨年度同様、総会・キャリアパス講演会はオンラインを予定しております。遠方の方も参加しやすくなっておりますので、会員の皆様には是非とも参加していただきたい所存です。なお、総会の詳細をはじめ、種々の情報をこのホームページから発信いたしますので、ご覧いただけましたら幸いです。
「私が歩んだキャリアパス」講演会は、今年で第11回を迎えました。2021年10月9日(土)14時より、zoomによるオンライン形式で開催されました。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大に伴い教室内で開催することができませんでしたが、対面を避けた形をとることで今年も開催することができました。
講演は、修士1年の加藤さんの司会で、OB・OGの方2名、修士2年生の方2名の計4名の講演者から講演が進められました。
講演者
○鈴木美樹さん:東京都立大学 修士課程2年 高木研
○後藤美桜子さん:東京都立大学 修士課程2年 梶原研
○佐原里香さん:古河電気工業株式会社
首都大学東京大学院 2018年 修士修了 益田研
○宮崎隼人さん:エヌ・イー ケムキャット株式会社
→SABIC ジャパン合同会社
→ビックケミー・ジャパン株式会社
首都大学東京大学院 2011年 修士修了 益田研
今年の出席者数は講演者の方々を含め、21名でした。例年より出席者が少なかった昨年と比べても半分ほどにとどまりました。出席者の内訳を見てみると、学部生が4割弱、修士1年生が5割弱、残る出席者が修士2年生となっていました。また、講演会の開催を知るきっかけでは、講義での紹介とポスターからが最も多い結果となりました。各研究室での周知が行き届かなかったためか、昨年最も多かった友人からの情報は少数でした。
最初に、修士2年生の鈴木美樹さんが講演を行いました。鈴木さんは就活のスケジュール、おすすめの就活サイト、OBOG企業説明会、内定までのフローについて丁寧に説明してくださいました。就活を振り返って、良かったことと悪かったことについても言及しており、これから就職活動を始める参加者にとって大変勉強になる内容でした。
修士2年生の二人目として後藤美桜子さんが講演を行いました。後藤さんはオンラインでの就職活動や文系職の就活に関するお話をされました。また、複数の会社の中から内定先を選択されたというお話の中で、学生側も会社を選ぶ立場にあるということを示されていました。
続いてOGの佐原さんが「品質保証部での業務と女性の働き方」という演題で講演を行いました。技術系の仕事には、大学の研究室に近く、イメージのしやすい研究職だけでなく、様々な職種があることを紹介していただきました。また、女性のキャリアについて、会社の制度や職場の周りの方の例を交えながら、自身の「やる気」と「理想の生き方」次第で如何様にもなるということを強調されていました。