首都大学東京分子応用化学コース卒業記念パーティーに参加して

 去る3月19日、18時から20時まで学内の国際交流会館内「ルヴェソンヴェール」において、首都大学東京分子応用化学コースの卒業記念パーティーが開かれた。参加者は学部・大学院の卒業生約90名と先生10余名であった。わが応化同窓会から交流を目的に、副会長の私(長谷川)と会計の三谷さんの2名が代表として参加した。
 パーティーは益田主任教授の挨拶に始まり、次に応化同窓会を代表して私が挨拶を行った。挨拶は祝辞と応化同窓会の最近の活動の紹介を行った。このパーティーには約50名の学部卒業生が参加しており、ほとんどがそのまま大学院に進学する。そこで、今年も「キャリアパス」講演会と懇親会を開催する予定なので、ぜひ参加するようお願いした。
乾杯の後談笑に入り、その間優秀研究論文賞の表彰が行われた。この賞には応化同窓会から補助金を提供している。パーティーは和やかな雰囲気で進行し、研究室ごとに写真撮影も行われていた。私と三谷さんは多数の先生や学生と談笑した。特に「キャリアパス」講演会と懇親会に参加した学生は、有意義な講演会であり特に懇親会での質疑応答が参考になった、と語っていた。
パーティーの最後に卒業生代表として挨拶した長谷部君は首都大学東京分子応用化学コース同窓会の在校生幹事であり、わが応化同窓会の応援や協力が必要である旨述べていたことは印象的であった。
今回のパーティー参加は先生や学生との交流ができ、分子応用化学コースとの交流の一環として、非常に有意義であったと思う
            
挨拶の要旨
 応化同窓会を代表して卒業生に祝辞を述べた。20歳代で一生の仕事を決め、専門性を維持し自分のキャリアとする。また、あらゆる機会を利用して人脈を作ること。人脈は仕事上、生活上役立つことなど社会人になる方に激励の言葉を送った。
 さらに、この機会を利用してわが応化同窓会の最近の活動について説明した。わが応化同窓会は会員約2,500名の旧東京都立大学応用化学科同窓会であること。活動としては、分子応用化学コースの優秀研究論文賞への補助金の提供を行っていること。また、就職活動の応援として「キャリアパス」講演会および懇親会を就活解禁前に実施していること。さらに会員名簿の整理を行い、名簿には企業別索引もあるので、就職希望先の調査や先輩訪問等に利用できること、などを述べた。(長谷川 記)